哲学、無神論者

とかくこの世は住みづらい

仕事を教えてもらえる人、もらえない人

仕事を進めるうえで一番難しい問題の一つに、周囲への仕事の質問の仕方があると思います。今日は質問の仕方について記事を書いていこうと思います。

 

 

仕事を教えてもらうコツ

 

「あいつは同期なのに、もうあんなに仕事ができる。片や自分は・・・」

 

仕事を続けていればいつかこんなシーンに出くわすと思います。もちろん新人時代だけの話では無くて、部署の配置換えや転勤、転職など、もしもこれまでに自分の仕事に対して必要十分に知識を蓄えてきた方々にとっても新しい知識が必要となるシーンは必ず出てきます。

そんな中で、情報を上司、先輩から上手に引き出せる人がいる一方、それが上手でない人もいます。どこで差が出るのでしょうか。

 

1.メモを取っている

配置換えや転勤、転職などで、ましてや自分より年下の社員がその場では先輩、なんてのは社会に出ればザラにあるシーンです。新人時代は必死に先輩、上司の言うことを必要以上にメモを取っていた方々も、年下の先輩から教えてもらったことをメモする、なんて当たり前のことが出来なくなっていませんか。もちろん1回聞いたことは忘れないスーパーマンであれば良いですが、9割9分の人間は物事を忘れるように出来ています。驕らずにメモしましょう。メモする姿勢があるだけでも、教える側としては「この人は真剣に自分の話を聞いてくれている」と感じるものです。

 

2.YES,NOで返答出来るように質問を取りまとめてから持ってくる

これは出来る人が限られています。

例えば、

 

A「来月の○○社のプレゼンについて、資料はどのようにまとめれば良いですか?

 

B「来月のプレゼンについて、○○社は昨今▲▲に力を入れているようなので、関連する資料をまとめました。このデータを掘り下げて、以前の■■さんのプレゼンの方向性で提案しようと思いますがいかがですか?

 

どちらが良いかは明白ですね。Aさんの質問だと、回答を丸投げされたような気持ちになり、教育係、先輩、上司は1から10まで教えなければなりません。対してBさんの質問なら次に進めやすいですよね。私は営業の経験が無いのでこういったやり取りは実際にしたことはありませんが、結局どの仕事も同じです。もちろんBさんの質問はある程度のおおまかなルールが身についてからの者になりますが、プラスアルファで確認、進捗を入れればどの職種でも自ずと似通った内容の質問の形になるのではないかと思います。

 

3.リスクがあっても自分から仕事を取りに行く姿勢

指示を待つ。これは一概には言えず、環境に因っては好ましいとされる風潮風土の企業もあるかもしれません。しかしながら、仮に同じ位の力量の社員であれば、自分から仕事を見つけに行く姿勢がある方が可愛がられるでしょう。リスクのある仕事から逃げ回っているような人のもとには、いずれ仕事は来なくなります。一方多少ミスがあっても難しい仕事に挑戦する人は周囲の人を巻き込んで成長し、仕事が与えられるようになるでしょう。数年後逃げる社員とそれに立ち向かう社員の間には、目も当てられないくらい差がある事は想像に難しくありません。アグレッシブに仕事に向かう人には、求めずとも周りから仕事の情報が入るようになります。

 

まとめ

結局どうすれば仕事を教えてもらえるか簡単にまとめれば、

メモを取るなど傾聴アピールし、質問をするときにはYES、NOで答えられるように組み立て、仕事にアグレッシブな姿勢を見せる

 

いかがでしたでしょうか。これらを守るだけで、社会は少しイージーになりますよ。